book

わたしのアリコレ

お店に新刊が届くとき、ときどき目をひく装丁があり 紙の手触りを楽しみながら 好きだな 持っているだけでしあわせな気持ちになるな 誰の装丁だろう? と 思いながらページをめくるとそこには有山達也さんの名前があります。 高山なおみさんの「ごはん日記」…

読書とおやつ

おやつをたべることが好きなわたしは 目で楽しむおやつの本も大好き。 おしいそうだな♪と思うのだけど お子様ランチの旗のように 特別と思えるものは存外少なく あまり買うことはないのですが この本は何もかも可愛らしく 即購入。 ヨーロッパのお茶の時間―T…

いろいろと雑誌

雑誌はなかなか捨てる事が出来ない性質で 部屋が片付かないのに うんざりして以来、前みたいにたくさん買うのを止めていたのですが 最近「おおっ☆」と思うものが多くぽちぽちと購入。 Meets Regional別冊「東京出張」 京都人が京都マニアなように 東京のわた…

W杯がはじまって すっかり読書ペースが落ちてしまったわたし。 オーストラリア戦の負けで くよくよしていた時に救ってくれたのは アイルランドのおじさんが歌う「You'll never walk alone」と ニック・ホーンビィの「ぼくのプレミアライフ」。 ホーンビィさ…

何度も何度でも

話をしていつも思うのですが、わたしの読書は人とこちょっと 違うようだ。(これは映画にもいえる) パッと出てくる人には申し訳ないなぁといつも思うのですが すぐに感想が出てこないし、〜というフレーズが新しいとか 引用も出てこない。 そのかわり その…

人生を救え!

男の子同士の話を聞くのは面白い。 前にクラブでコインロッカーに荷物を預けた時、鍵に番号が ついていないお店だったのでロッカーの番号を写メしたの ですが 知らない男の子たちが『「893」だから「ヤクザ」だ』 なんて嬉々と憶えていたりする。 くだらない…

笑う招き猫

山本幸久の本を読むとなんだか元気が出てくる。 「凸凹デイズ」もそうだったけれど、主人公は楽な方楽な方へと 流されない。収入が少なくても自分のやりたいことに突き進む。 それが痛快で気持ちいい。 こうでありたいと思う反面、自分には出来ない だからそ…

積ん読シリーズ再び。 梨木香歩の「沼地のある森を抜けて」読了。 なぜかずっと「沼地のある畔を抜けて」だと思っていたので あらためて表紙をみてとても驚いた。 ていうか「沼地のある畔」って何? すこし自分でも笑ってしまった。 もぞもぞと何かがうめく…

さくら

買ったのに長いこと積ん読をしていた 西加奈子「さくら」やっとこ 読了。家族のあたたかいやりとりやちいさないじわるにところどころ 泣きそうになるも ものたりなさを感じる。 元から おいしそうな食事風景を読むのが好きなので家族小説なら そこがあっても…

日々ごはん

高山なおみさんの「日々ごはん 6巻」読了。 高山さんの日常感じている いろいろな想いがわたしの皮膚に じんわり伝わり 言葉には上手くできないからなんだか大きな声で 「うわ〜っ」と叫びたくなり そのいきおいでむしょうに誰かに 電話で話したくなる気分に…

ゲラ5番勝負!

今年に入って 本当にゲラばかり読んでいる。 先月末から5本、すべて読了。 発売前の作品をいちはやく読める楽しみはあるのですが 実際これがわたしのいるお店でどう展開すればいいのかな? とかイロイロ考えたり コメントを求められたりするので かなり苦し…

さよならは言わない

野崎孝訳「ライ麦畑でつかまえて」の帯をはずすと ピカソのイラストがついていたのですが 最近いなく なってしまったことに気づいたのは数ヶ月前。 たまたま別件でいらした版元営業の方に聞いてみたら サリンジャーから削除してほしいと申し出があったから …

大好きなリリーさん

第三回本屋大賞受賞おめでとうございます♪ http://astott.yukiko.tv/livectop.html

おもいをはせる

雑誌「TITLE」はロックで旅するイギリス特集。 Glasgowが載っているってだけで 即買い。 Stephen Pastelが選ぶlatest hits collectionをながめつつ これからチェックする音楽を想像してはにこにこ。 こういう気分になるのって久しぶり。近頃 雑誌を見て 「コ…

ちかごろ青い本ばかり

今のお店に来たころ、すぐに児童書担当のあいこちゃんから勧められた 「どろぼうの神様」をやっとこ読了。「どろぼう」でしかも「神様」 という こちょっとびっくりするような日本語のセンスだけで作者の フンケさんをただものではないと感じていたのですが …

わたしのポップ・ライフ

一週間くらい前に発売になった本。ポップ・カルチャー年鑑〈2006〉作者: 川勝正幸,下井草秀出版社/メーカー: DAI‐X出版発売日: 2006/02メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (30件) を見る 最初はそんなに気にならなかったのにしみじみ表紙を…

ゲラばっかり読んでいていいのか?

最近ゲラばっかり読んでいる。 義務になるところが本当に辛い。 今も2本抱え込んでいるので読書に関しては完全にぷちストレス。 そんな中 「いわいさんちへようこそ」購入。いわいさんちへようこそ!作者: 岩井俊雄出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2006…

なんとなくざわざわ

吉田修一の「ひなた」読了。 「一組のカップル 一組の夫婦 そして一人の男の物語 さらけださない人間関係」 本の帯にも書いてあったのだけどその通りの本で、 わたしの回りには このテのタイプの人々がいないので 楽しく 興味深く 読んだ。(わたしから縁遠…

ぽっちゃんと

お風呂の中で読書をし、そろそろ あがろうかな と むっくり 立ち上がった途端、手がつるりとすべり うっかり 湯船の中に 本を落としてしまった。。。 あらまぁ と思いながら 湯船に浮かんだ本をすくいだし 自分の体をふくのをそこそこに 本をごしごし拭いた…

「資本論も読む」読了。

宮沢さんも書いておられますが 入門書とかでなく わからないわからないと 口にしつつ 闇雲に読み いよいよわからないと苦しんでいる様をありのまま 書こう、という読むことの格闘の記録。 しかし 資本論は全9巻。 今のままのペースでいくと宮沢さんが読了す…

ついに!

きょうの猫村さん購入。 じわじわとおもしろい。 本筋とあまり関係ないドラマの話もしっかり書き込んである ところなんて作者のほしよりこさんご自身が楽しくのびのびと 書かれていたんじゃないかと思われ ページをめくるたびに クスクス。 猫村さんの手触り…

最近買った本たち

ダ・ヴィンチ2月号 ひなた 吉田修一 『資本論』も読む 宮沢章夫 ダ・ヴィンチは猫村さん特集、内田真美さん特製ネコムライスの レシピが載っていたので それがとてもうれしくて。ネコムライスの 旗がカラーコピーして使えるのも、生協の白石さんに猫村さんが…

ある書店員のメモ

某版元さんからいただいた 今月末に発売される小説のゲラ読了。 読み口が軽く時々じわりときたりして 楽しく読めた。 この本をたくさん売りたい! 版元さんの鼻息は荒いのだが わたしのお店に来るお客さまは ミーハーなので どうアピール するべきか要相談。…

村上さん2本立て

昨日 今日とで村上春樹の「象の消滅」「東京奇譚集」を一気に読む。 わたしの場合、村上作品は読了したときに「おかわり!」って具合に すぐにもう一度読みたくなるとOKで この2冊は「おかわり 大盛りで♪」 なんて言いたくなるくらいのおいしさでした。 村上…

きみがいちばん!

うさこちゃん(古い犬なのでミッフィーと呼ぶのには抵抗がある)で一番好きなお話は何かと尋ねられたら迷わず「うさこちゃんとうみ」とわたしはこたえる。 おとうさんのふわふわさんがうさこちゃんを海に誘う言葉がとても好きだ。 『きょうは さきゅうや か…

まわりはさすらわぬひとばっか

switch発行の「coyote No.8」特集は 『深夜特急』ノート。 http://www.coyoteclub.net/ 買うつもりはなかったのに沢木さんの「旅を作る」を読んでお買い上げ決定。 最近ちっともさすらっていないのも気持ちが募った一因。 読んでいるうちに『深夜特急』も読…

図書館にて

「子どもと昔話」という雑誌を探しに図書館まで。 小沢くんの連載小説「うさぎ!」が読みたかったので。 よくよく調べたら発売日10/20だし、図書館には置いていない雑誌だった。 タワレコとか置くのかな? 「うさぎ!」はぜひ読みたい。 そして「ドゥワッチ…

リハビリ中

9月は全く殆ど本を読まなかったので再読。

光の誘惑

この秋おすすめの写真集。 これから買ってじっくりながめる予定。光のタトゥー/東京乱反射スケープ (リアルトーキョーガイド)作者: 川畑博哉出版社/メーカー: デザインオフィースケイ発売日: 2005/09/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (4件) …

久しぶりに買った

奈良美智特集の STUDIO VOICE。 彼の星の王子さまのようにしんとした心で創作するところが とても好きなので。第二特集のジム・ヘンソンもツボ。 日本の雑誌ではあまり取り上げてくれない人だからこれまた 嬉しくて。。。