ちかごろ青い本ばかり

今のお店に来たころ、すぐに児童書担当のあいこちゃんから勧められた
「どろぼうの神様」をやっとこ読了。「どろぼう」でしかも「神様」
という こちょっとびっくりするような日本語のセンスだけで作者の
フンケさんをただものではないと感じていたのですが 最後までそれは
裏切られることはありませんでした。ハリポタ1巻を読んだ時 正直
児童文学を楽しんで読むには自分は年を取りすぎていると思ったのですが
これは相性の問題だったんですね。


どろぼうの神さま

どろぼうの神さま



商品が入荷して 検品、品出しするまでの間にバックヤードでみんなで
「なにこの本〜?」「どこに置いたらいい?」なんて わいわい話すのは
書店員のちいさな楽しみ。
「凸凹デイズ」はCDを買うところの「ジャケ買い」ならぬ「装丁買い」の一冊。
どんな本でも数ページは必ず目を通すわたしにはめずらしいことなのですが
こんな素敵な表紙なら絶対おもしろいはず!と信じて。
そしたら「笑う招き猫」の作者と同じ方でした、そんでもって「はなうた日和」も
書いてらして これはタイトルが前から気になっていたので 出会うべくして
出会った本なのかもしれませんね。


若者とキャリアの長い若者の働く青春小説。
その中で泣いたり笑ったりドキドキしたり。。。久しぶりにわくわくしながら
一気読み。わたしも爆音鳴らすぞ!みたいな気分になったり。

凸凹デイズ

凸凹デイズ


ゲドはもうすぐ映画になるからね。
復習、復習。

影との戦い―ゲド戦記 1

影との戦い―ゲド戦記 1