『黄色い本』
なんだか高野文子作品がむしょうに読みたくなる。
高野さんのマンガは読む訓練が必要だと思う。
ハリウッド映画ばかりみている人がジャームッシュの
映画をみるような。
- 作者: 高野文子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/02/20
- メディア: コミック
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「黄色い本」に収録されているCLOUDY WEDNESDAYは
冬野さほさんの「ツインクル」の同名の作品をカバー
したもの。さほさんの作品は子どもの視点 子どもの感情を
描かれているのに対して高野さんは感情を削ぎ落とし
子ども達との日常を淡々と描いている。映画でいうと
冬野作品がキアロスタミなら高野作品は小津っぽい。
なんとなく わたしの中のイメージだけど。。。
あまりにも違うので同じ話なのかこちょっとわからなくなる
けど このフレーズどっかで読んだことあるよ ってな感じで
両方読みたくなる。
音楽で好きな曲のカバーがいいとオリジナルが聴きたくなる
のと同じ感覚。
- 作者: 冬野さほ
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 1997/04
- メディア: 単行本
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