『黄色い本』

なんだか高野文子作品がむしょうに読みたくなる。
高野さんのマンガは読む訓練が必要だと思う。
ハリウッド映画ばかりみている人がジャームッシュ
映画をみるような。


黄色い本 (KCデラックス)

黄色い本 (KCデラックス)


「黄色い本」に収録されているCLOUDY WEDNESDAYは
冬野さほさんの「ツインクル」の同名の作品をカバー
したもの。さほさんの作品は子どもの視点 子どもの感情を
描かれているのに対して高野さんは感情を削ぎ落とし
子ども達との日常を淡々と描いている。映画でいうと
冬野作品がキアロスタミなら高野作品は小津っぽい。
なんとなく わたしの中のイメージだけど。。。
あまりにも違うので同じ話なのかこちょっとわからなくなる
けど このフレーズどっかで読んだことあるよ ってな感じで
両方読みたくなる。
音楽で好きな曲のカバーがいいとオリジナルが聴きたくなる
のと同じ感覚。


ツインクル (Mag comics)

ツインクル (Mag comics)